学校の通知表。みなさん貰いましたよね。三者懇談で先生から講評も聞いて。

①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度
これら3つの観点で各教科を評価、成績がついている。
決してテストの点数だけではないのである。もちろん提出物だけでもない。
特に③は、点数ではなく日頃の取組姿勢、ひいては先生のその生徒に対する人物評価がそのまま出ている。

そう。通知表って点数評価だけではない。人物そのものの評価、と言っていいのである。
こわいですねぇ。
①A ②A ③C なんていう生徒がいたら、その子に対する先生の評価が相当悪いと思っていい。
逆に③だけAというのは、勉強はできないけどいいヤツだと、相当評価がいいのである。
塾内での取組姿勢を見ていると、まあ学校の先生の評価と全く違う、というのは皆無と言っていい。
「ああ、やっぱりなあ…」なのである。

野球に対する取組姿勢もまた同様なのではないだろうか。
野球だけは自分から前向きに一生懸命やるが、学業は全くそうではない、
もしそんな感じなら、早めに気づかせてあげるべきである。いつか必ず野球でもボロが出る。
野球以上に時間を使ってる学業に興味がないなどとは、笑止千万。
もちろん力の入れ方、というのの配分的なものはあるだろう。でも学業は疎かにできるようなものではない。という事は、力を入れるべきものに入れない、エエ加減にしてしまう、そういう人間性、という事になる。

そりゃあ中学ではワケが分かってなかった、というヤツはいる。
人生のどこかで気がつく。遅きに失した、という事にならぬようにしてほしい。
どんな世界でも、人生の中で全く学業をしっかりやってないヤツが、社会で活躍できるワケがないのである。
では、よいお年をお迎えください。